2019.07/02 [Tue]
自分が死後の世界に行ったとき、会いたい人に会えますか?
ちょっと、ご質問をいただいたので、わかる範囲で書いてみようと思います。
「先に他界した特定の人に、自分が向こうの世界に行って会えるのかどうか」
ということについて。
巷では、「会えないのでは?」と考える人も多い反面、
「自分が向こうに行ったら、○○さんに迎えに来て欲しい」
と思っている人も多いのではないでしょうか?
もちろん、
「死後の世界はなくて、死んだら人の意識もすべて消える」と思っている人は、
「会えない」と信じているはずです。
それは、真実ではないのですが、会えないケースもやはりあります。
どんな場合に会えないのか、知る限りで書いてみますね。
会えないケースを知ることで、会うために必要なことがわかってくるのではないかと思います。
あくまで、わたしの把握していることなので、間違っていることもあるかもしれませんし、
漏れていることもあると思います。
その点は、ご了承くださいね。
<向こうで会えない(コンタクトできない)場合>
1.どちらかが、自分の死に気づけていない、生きていると思い続けている
わたしの長年の経験で驚いたのが、思ったより死に気づけていない人が多いことです。
そういう人は、いわゆる幽霊のように、こちらの世界に居続けます。
彼らは、こちらの世界に今も生きているつもりで行動しますが、生きている人とコンタクトできません。
(それはそうですよね)
まだ、死後の世界に行っていない状態です。
両方がそうなら、幽霊同士で会えるのかもしれませんが、そこはよくわかりません。
2.どちらかが、「反省部屋」に入っている
死後の世界の中に、私たちが囚われの世界と呼んでいるエリアがあります。
そのひとつに、自らの人生を後悔し、反省をするために引きこもっている
「反省部屋」と呼ばれるところがあります。
ここは、牢獄のように入れられるのではなく、自分で入ってしまいます。
わたしは、『あの世の引きこもり部屋』と呼んでいます。
自死をされた方も、ここに入りやすい傾向にあります。
ここでは、誰とも会わないと決めている人がほとんどで、孤独な空間で反省し続けています。
本人が、「もうここから出よう」と思わないと、なかなか出ることができません。
そういう方にコンタクトして、「リトリーバル」と呼ばれる魂の救済活動のお手伝いをしています。
3.どちらかが、「信念体系エリア」に入り込んでいる
同じく囚われの世界でも、こちらは信念や執着によって創り出された集団的エリアです。
同じ信念や執着に基づいたあらゆる世界があると言われています。
戦い、お金、見栄や権力、セックス、飲食、さらにあらゆる物質的執着に伴った世界があります。
この中には、思想的なものも多く、それぞれの宗教の教える疑似天国と疑似地獄があります。
最近は、ブランド天国やFXし放題エリアもありそうですね。
信念が変わったり、執着が薄らぐまで、ここに居続けます。
ひとつのエリアには、同じ信念や執着を持つ者だけが集うので、
他のエリアや本来のあの世とは、コミュニケーションできない状態にあります。
4.どちらかが、癒し中
これは、時々見受けられます。
亡くなるときの状態で、肉体的精神的エネルギー的に、癒しや回復が必要なケースがあります。
病気や事故、また身体の不具合、疾患などが、肉体がなくなった後も、
エネルギー的に非物質な身体や意識に残ってしまうことがあります。
この場合は、癒しが終われば再会できるでしょう。
5.どちらかが、特定のエリアで学びの段階にいる
人は死後、自分の人生を振り返る時期があると言われます。
自分の人生での重要な部分を関わった人の意識と共に振り返ります。
喜びなら素晴らしいでしょうし、苦痛を与えた場合は相手の苦痛を体験することになります。
あるいは、今後の死後世界での活動や、次の人生へ進むために学びの必要があると、
学校のようなところで、学びます。
学びの最中には、妨げにならないようにあえて他の者との交流を遮断することがあります。
6.ガイドたちの判断で、合わせてもらえない
それぞれの関係性の上で、今はあるいはずっと、
合わせないほうが良いという判断があれば、会わせてもらいないことがあります。
魂の成長の妨げになる場合や、強い負の感情の元になるような場合がこれに該当します。
7.そもそも、意識の波動が違っていて、死後行くエリアが離れてしまっている
意識はエネルギーであり、それぞれの波動があります。
死後、それぞれに見合った波動域へと到達します。
それはある意味層のようになっていて、波動が大きく違う場合、
波動の調整をしないと、別のエリアに入ることができません。
精妙な波動の意識体は、自分の波動を落として、荒い波動域に入ることができますが、
荒い波動の意識体は、精妙な波動域に入ることはできません。
また、違う波動域に滞在することは負荷が生じるので、ずっと留まるのは難しいのです。
8.どちらかが、輪廻転生して人間界にいる
生まれ変わってしまった場合、会うという感じにはなれません。
ただ、パーソナルデータのようなものは残っているので、
そことコンタクトすることは可能かと思います。
つまり、会話やハグはできないけれど、情報を引き出すことはできるということです。
9.どちらかが、コンタクトしないと決めている
特定の人、あるいは知人のすべてとコンタクトしないと、
何らかの事情で決めている人もいるかもしれません。
10.どちらかが、人間界を卒業してしまった
人間界を卒業することがあります。
そういう魂は、パーソナルの部分をすべて包含して、ひとつのエネルギー体になります。
ですから、特定の個人として交流することが難しくなるかもしれません。
でも、パーソナルデータはありますから、情報は得られます。
また、中には変わり種で、魂としての役割を放棄して、
単なるエネルギーに戻りたいと願うものもいます。
そういうものは、マターと呼ばれる意識のないエネルギー層に吸収されて行くのではないかと思います。
これは、まだわたしも調査中です。
11.どちらも死後、コンタクトしたいと特に思わない場合
生きていたときに抱いていた執着や願望は、死後急速に薄らいでしまうことが多いのです。
ですから、生きている今、「自分が向こうに行ったら、あの人に会おう!」と思っていても、
そのことを忘れてしまうこともあり得ます。
例えば、夢の中にいるような感覚だったり、今とは違う感覚になることもあるでしょう。
この世の約束を忘れてしまったからと言って、悪いとは言えません。
もっと大切なことに気づいたり、思い出したりするかもしれません。
















さてさて、現在把握していることを書かせていただきました。
また、新たなケースが発見できたら書き足そうと思います。
そして皆さん、もうお気づきだと思いますが、
いろいろなケースにおいて、「どちらかが」といちいち書いております。
だから、死後に会うのは、どちらにも問題がなくその意思があることが必要です。
しかし、ここで皆様に言いたい!
生きている間なら、あなたの会いたい人に会える(コンタクトできる)確率がグンと上がるのです。
どうも、生きている私たちは、意識の波動の影響を受けることなく、
あらゆるエリアとコンタクトすることができるようなのです。
これはすごい特権ですよね。
そして、その方が好ましくない状態にあったら、
魂の救出「リトリーバル」で導いてあげることができます。
それがブルース・モーエンメソッドの「死後探索」で可能になります。
詳しくは、https://peraichi.com/landing_pages/view/bmworkshop
今日も、ご訪問ありがとうございます






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