2018.08/29 [Wed]
パスポート事件 その裏にあることとは?
それは、モルディブ出発の一週間前の金曜日だった。
自宅に送られてきたeチケットに
さりげなく注意事項が書かれた紙が添えられていた。
封筒を開けて、最初はその紙に目が留まらなかった。
「あ~!eチケットが送られて来たんだ」
そう思って、封筒に書類を戻した。
それから3時間ほどしてから、ちょっと気になって、
封筒の中身を確認しようと思い立った。
そして、例の注意事項に気づいたのだ。

「えっ!」っと思った。
『残存期間が入国時に「6ヶ月+滞在日数」未満の方や・・・お早めに弊社までご確認ください』
確か、わたしのパスポートって来年の2月までだった気がする!
慌ててパスポートを確認すると、
なんと!出国の日からきっちり半年後が有効期間満了日ではないか!
これって、どうなの?
不安に思いながらも、思った。
「きっと、大丈夫だよね。どうにかなるでしょ!」
そして、次の日、チケットを取ってくれた会社に電話をかけた。
事情を説明すると、このままでは飛行機に乗せてもらえないだろうことが判明した。
とにかく急を要することなので、対処法を必死に尋ねると、
2つの方法があると教えてくれた。
ひとつは、パスポートを急ぎ発行してもらうこと。
がしかし、東京のパスポートセンターは土曜日は休日で、日曜日も発行手続きはお休み。
月曜日にならないと申請にも行けない。
もうひとつは、大使館に行って事情を説明し入国のお願いをすること。
こちらも、当然のごとく土日はお休み。
一応、サイトを調べて場所の確認だけする。
その事実を突きつけられて、一瞬クラッとした。
なぜって、モルディブにはただの旅行ではなく、娘の結婚式に参列するために行くのだ。
家族一同を招待してくれた娘夫婦に申し訳ない。
それにわたしだけ、行けないのも淋しい話だ。
そんなふうに何もできない、落ち着かない土日を突き付けられてしまったわけだ。
気づくと、胃がしくしく痛み出しているではないか!
精神的重圧は、わたしの場合よく胃の痛みとして出る。
そして、思った。
超ポジティブを自称しているわたしが、
この状態を甘んじて受けいれるわけにはいかないよね。
そう思い、まず瞑想した。
ゆっくりと深呼吸し、エネルギー収集、そして愛を感じる。
いつものブルース・モーエン流準備プロセス。
慣れているので、1分かからず愛まで到達できる。
この愛を感じている状態でいると、いろいろ浮かんでくることが多いのだ。
そして、ちゃんと浮かんできてくれた。
「ありがとう」の魔法があるよね。
すぐに、呪文のごとく「ありがとう」を口にする。
すると、次は「今、できることがあるんじゃない?」と言う言葉が浮かぶ。
そう!あるある。
いずれにしても、近いうちにパスポートは更新の必要があるのだから、
その準備の中でできることをして置こう!無駄にはならない。
そして、この土日の間に出来ることが見つかった。
申請用紙をもらって記入し、写真を撮ること。
もちろん、パスポートセンターでもできることだが、
当日の時短と心の余裕を確保できるのは大きい。
申請用紙は、区役所にあることを知っていた。
身支度をささっとして出かける。(歩いてすぐのところに役所がある)
住民票などを受け付ける窓口に、「どうぞ~」という感じで置かれていた。
ついでに、戸籍謄本の申請用紙ももらう。(わたしの場合必要なので)
日曜に出かける予定があったので、写真が撮れる場所の確認だけして家に戻った。
写真は、明日出かけるときに取ればいい。
そして、申請書類に記入した。
けっこうわかりにくかったりする部分もあり、
またサインだってそのままパスポートに転写されるので、汚い字じゃないほうがいい。
事前に記入して置いてほんとに良かったと思った。
そうこうしているうちに、胃の痛みは消え、落ち着きを取り戻すことができた。
日曜は、楽しい飲み会があったので、それを楽しめる気分になれた。
そして、こんなふうに思えるようになった。
たとえもし、行けないという事態が発生しても、それはそれで良いと受け止めよう。
このタイミングでことが起きたのは、きっと何か意味があるはず。
そんな思いを巡らせていたら、ふと思いつくことがあった。
わたしは今回の娘の結婚式に参列することにワクワクできていなかったのだ。
モルディブが素晴らしいところなのは知っているけれど、かなり遠い。
また、マリンスポーツはそれほど興味がないので、空いた時間が暇なんじゃないかな~。
というより、モルディブに居る自分がリアルにイメージできなかったのだ。
イメージできなかった理由は、これか!と思った。
がしかし、行けないかもしれないという事実を突きつけられた時、
初めて強く「行きたい」という思いが湧いていることに気づいた。
これは、もし行けるようになったら、ある意味ギフトになる。
そして、月曜日。
言われたように、朝9時ジャストにパスポートセンターに電話する。
事情を話すと、「どこに申請に行きますか?」と聞かれ、
有楽町と答えると、その担当に繋げてくれた。
担当者は女性で、なんととても優しいのだ。
うっかりしていたのはこちらなのに、それを責めるような言葉が一切なく、
いつまでに発効すれば間に合うか、そしてどんな書類が必要かを
丁寧に打合せしてくれた。
そして、役所に寄って戸籍謄本だけをもらって、すぐに有楽町のパスポートセンターへ。
お盆前の月曜日ということもあり、たくさんの人が申請に来ている。
わたしは、言われた窓口に行って事情を話し、
電話に出てくれた担当者に取り付いてもらうよう依頼。
けっこうすぐに呼ばれて、担当者が細かいチェックをしてくれた。
そして、早期発効の書類に記入し、終了。
そのときも電話同様、ものすごく彼女は優しいのだ。
涙が出そうなくらい優しいのだ!
通常より一営業日早く、金曜日に発給してもらえることになった。
たくさんの人が待っているにも関わらず、
逆にわたしはほとんど待たずに申請を終えられた。
家に帰って、
これはいかに? と思いを巡らせてみた。
そして、「あっ!」と気づいた。
これって、お試しだった?
どんな状況でも、ポジティブあるいは平常心で居られるか?
そのテスト?
とすると、これは合格?不合格?
この答えは簡単だ!
在り得ないくらい優しい担当者、そして何よりパスポートがスムーズに手に入り、
モルディブに行けることになったのだから。
これを読んでいる人は、パスポートが手に入るかどうかと、
合不合格とは関係ないと思われるかもしれないが、
もし、わたしがネガティブなドツボにはまっていれば、
さらなるトラブルが起きていたのではないかと想定できる。
非物質世界のガイドたちは、そんなことを設定するのは朝飯前。
そして、ぎりぎりの状態でわたしがパスポートのことに気づくように仕向けることも簡単なのだ。
がしかし、今にして思えば予兆はあった。
何だかパスポートのことが気になっていたけれど、
半年あるから大丈夫だろう、制約があるなら前もって言ってくれるだろう、
そんなふうに思って放置していた。
だんだん予定が迫ってき来たころ、一か月前くらいだったろうか、
どうも、自分がモルディブに居る姿をイメージできない。
でもこの時も、母の死で落ち着かないからかな、
モルディブについてよく知らないからからかな、
ほんとに中止になるのかもしれないなどと、
そのことについて、特に意味を持たせないように、
あえてしていたように思う。
さらに、実はこの週末にワークショップを開催する予定だったのだが、
申込みが少なく中止になった。
これももしかしたら、ガイドたちに操作されていたのかもしれない。
ワークショップを開催していたら、根性で平常心を保っていたはず。
少し、イヤなのがこのようなお試しがあるということは、
この先の人生において、常に冷静でいる必要があるということ。
それを必要とする出来事が起きる可能性が高いわけだ。
それならそれで、どんと来いだ!
今日も、ご訪問ありがとうございます






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Re: 参考になりました
コメントありがとうございます。
わたしのは、お試しだったからですが、合格しなくても大丈夫だと思います。
次があるはずです。
人間ですから、未熟でダメダメでも良いと思います。
そう思うところから始めてくださいね。