2017.06/07 [Wed]
幽霊が怖くなくなる方法!? その1
ある参加者さんから、
「優子さんは、以前幽霊が怖かったのですよね。
どんなふうに幽霊が怖くなくなったのか知りたいです」
というご要望をいただきました。
ブルース・モーエンメソッドで、死後の世界と関わっていく中で、
幽霊が怖いと言っていたほとんどの方から、
「怖くなくなった」というご報告をいただいています。
そういう方の変化も思い出しつつ、少し整理して書いてみたいと思います。
まず、恐怖のメカニズムについて。
<身の危険があることに対して恐怖を感じる>
何万年以上も昔に、進化の過程で人間に備わった機能です。
私たちの祖先が、ジャングルで狩りをしたり木の実を食べたりして生きていた頃、
危険なものから身を護る手段として備えた自己防衛の感情と言われています。
そもそも、そういう理由で持つようになった人間の機能的感情ですが、
現代は、それを必要とする場面はそれほどないはずです。
でも、恐怖を感じる場面はそれなりにありますよね。
例えば、ジェットコースタやホラー映画、高い所、クモ、注射・・・
人によっても違うでしょう。
その中に、「幽霊」というのが挙げられます。
このように身の危険が伴わない状況で恐怖を感じるのは、
恐怖に対する「学習」が成されているからです。
梅干しやレモンを見ただけで、酸っぱいと感じ唾液が出てくるように、
ある刺激に対して、恐怖への反応を学習してしまっているからだそうです。
不必要な恐怖の根底には、「○○は危険」という間違った学習(誤学習)があります。
○○を見た瞬間、ひどいときは考えた瞬間、身体が恐怖の反応を示してしまうのです。
そして、一言で恐怖を克服する方法を述べれば、
それは、「慣れる」 ことです。
そう言ってしまえばこの話、終わってしまうので、
さらに具体的に「幽霊」をターゲットにもう少し詳しく書いていきます。
1.もうひとつの恐怖の原因は「わからない」ということ
幽霊だけではないですが、未知なるものに人は恐怖を感じます。
つまり体験したことがないものや見たことがないもの、はっきりわかっていないもの。
これらは、人間が持つ当初の恐怖のメカニズムに即しています。
幽霊に接することは、身の危険があるかもしれない。
そう感じるのは、自然なことだと思います。
そして、さらに自分が幽霊に対してどんなふうに怖いと感じているのかが、
よくわからないということもあります。
何がなのかよくわからないけど、ただ漠然と怖いという感じ。
本当に身に危険があるのかないのか、そんなことでもなく、夢で会うのさえも怖い。
相談者もそんな感じのようです。
わからないもの、わからないことが怖いのは、人間として自然なことですから、
そこには何も問題はありません。
2.「慣れる」前に、まず知ることが大切
「慣れる」ことは必須ですが、そのために恐怖の存在と接触するのが恐怖ですよね。
ですから、まずは知識から。それが現代的アプローチだと思います。
例えば、ジェットコースターの安全性について技術的に確認するように。
幽霊に関して言えば、
幽霊とは何か?
なぜそのような状態でいるのか?
どんな人が幽霊になるのか?
彼らは何を考え、何を求めているのか?
どんなタイプの幽霊がいるのか?
どんな人に幽霊が寄って来るのか、あるいは寄って来ないのか?
もし遭遇したら、どのように対応すれば良いのか?
それらの知識から、
幽霊は、本当に身に危険をもたらすのか?
あるとすれば、それはどんな幽霊で、どのような場合か?
確信に触れる部分への知識も得ることができるでしょう。
そのようなことを知識として知っていれば、かなり心強いと思います。
幽霊の場合、科学的にあることがまだ立証されていないので、
それを聞くなら、幽霊と多くのコミュニケーション経験があり、
「怖くないよ」と言っている人が良いでしょう。
もちろん、直接でなくてもそれらの書物でも良いと思います。
ただ気を付けて欲しいのは、「幽霊は気を付けないと大変なことになる怖い存在だ」と
言っている人には意見を聞かないこと。
目的は幽霊が怖くなくなることですから、逆効果になりますよね
3.「慣れる」ためには、まず恐くない状況で何度かコミュニケーションしてみる
「え~!そんなの嫌だよ」という声が聞こえてきそうですが、
実はとても安全に簡単にコミュニケーションする方法があります。
それが、わたしの行っているブルース・モーエンメソッドのワークショップです。
http://shigotansaku.com/menu/c1999
わたしの場合、1については本である程度知識を得、
そしてこのブルース・モーエンのワークショップに参加して、
「リトリーバル」と言われる手法を繰り返し練習することで、
徐々に恐怖感がなくなって行ったように感じます。
このワークショップのメソッドを使う限りにおいては、
準備のためのプロセスがあり、さらに目を瞑って行うことなので、
自分のすぐそばに幽霊がいるという感覚はほぼありません。
どちらかというと空想に近い感じです。
ですから、恐怖を感じずにほとんどの方が、リトリーバルを行うことができています。
これを繰り返すことはとても大きいと思います。
4.「幽霊はただの死んでいる人」だということをしっかりと学習する
先に書いた恐怖の「学習」の修正です。
幽霊 → 恐怖の存在 から
幽霊 → ただの死んでいる人 に書き換えられるまで、
何度もコミュニケーションすればいいわけです。
もっと言うと、幽霊も含め死を迎えた人は、
「死んでいる人」というより、「別の世界で生きている人」という感じです。
幽霊さんにも、それぞれに存在する世界があるのですよね。
死後のいろいろなパターンを知ることによって、
なぜ彼らが幽霊になってしまったのか、あるいは幽霊でいることを選んだのか、
それらのいくつかの理由を実際に知ることができるでしょう。
長くなりましたので、続きは次回に
今日も、ご訪問ありがとうございます
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「優子さんは、以前幽霊が怖かったのですよね。
どんなふうに幽霊が怖くなくなったのか知りたいです」
というご要望をいただきました。
ブルース・モーエンメソッドで、死後の世界と関わっていく中で、
幽霊が怖いと言っていたほとんどの方から、
「怖くなくなった」というご報告をいただいています。
そういう方の変化も思い出しつつ、少し整理して書いてみたいと思います。
まず、恐怖のメカニズムについて。
<身の危険があることに対して恐怖を感じる>
何万年以上も昔に、進化の過程で人間に備わった機能です。
私たちの祖先が、ジャングルで狩りをしたり木の実を食べたりして生きていた頃、
危険なものから身を護る手段として備えた自己防衛の感情と言われています。
そもそも、そういう理由で持つようになった人間の機能的感情ですが、
現代は、それを必要とする場面はそれほどないはずです。
でも、恐怖を感じる場面はそれなりにありますよね。
例えば、ジェットコースタやホラー映画、高い所、クモ、注射・・・
人によっても違うでしょう。
その中に、「幽霊」というのが挙げられます。
このように身の危険が伴わない状況で恐怖を感じるのは、
恐怖に対する「学習」が成されているからです。
梅干しやレモンを見ただけで、酸っぱいと感じ唾液が出てくるように、
ある刺激に対して、恐怖への反応を学習してしまっているからだそうです。
不必要な恐怖の根底には、「○○は危険」という間違った学習(誤学習)があります。
○○を見た瞬間、ひどいときは考えた瞬間、身体が恐怖の反応を示してしまうのです。
そして、一言で恐怖を克服する方法を述べれば、
それは、「慣れる」 ことです。
そう言ってしまえばこの話、終わってしまうので、
さらに具体的に「幽霊」をターゲットにもう少し詳しく書いていきます。
1.もうひとつの恐怖の原因は「わからない」ということ
幽霊だけではないですが、未知なるものに人は恐怖を感じます。
つまり体験したことがないものや見たことがないもの、はっきりわかっていないもの。
これらは、人間が持つ当初の恐怖のメカニズムに即しています。
幽霊に接することは、身の危険があるかもしれない。
そう感じるのは、自然なことだと思います。
そして、さらに自分が幽霊に対してどんなふうに怖いと感じているのかが、
よくわからないということもあります。
何がなのかよくわからないけど、ただ漠然と怖いという感じ。
本当に身に危険があるのかないのか、そんなことでもなく、夢で会うのさえも怖い。
相談者もそんな感じのようです。
わからないもの、わからないことが怖いのは、人間として自然なことですから、
そこには何も問題はありません。
2.「慣れる」前に、まず知ることが大切
「慣れる」ことは必須ですが、そのために恐怖の存在と接触するのが恐怖ですよね。
ですから、まずは知識から。それが現代的アプローチだと思います。
例えば、ジェットコースターの安全性について技術的に確認するように。
幽霊に関して言えば、
幽霊とは何か?
なぜそのような状態でいるのか?
どんな人が幽霊になるのか?
彼らは何を考え、何を求めているのか?
どんなタイプの幽霊がいるのか?
どんな人に幽霊が寄って来るのか、あるいは寄って来ないのか?
もし遭遇したら、どのように対応すれば良いのか?
それらの知識から、
幽霊は、本当に身に危険をもたらすのか?
あるとすれば、それはどんな幽霊で、どのような場合か?
確信に触れる部分への知識も得ることができるでしょう。
そのようなことを知識として知っていれば、かなり心強いと思います。
幽霊の場合、科学的にあることがまだ立証されていないので、
それを聞くなら、幽霊と多くのコミュニケーション経験があり、
「怖くないよ」と言っている人が良いでしょう。
もちろん、直接でなくてもそれらの書物でも良いと思います。
ただ気を付けて欲しいのは、「幽霊は気を付けないと大変なことになる怖い存在だ」と
言っている人には意見を聞かないこと。
目的は幽霊が怖くなくなることですから、逆効果になりますよね

3.「慣れる」ためには、まず恐くない状況で何度かコミュニケーションしてみる
「え~!そんなの嫌だよ」という声が聞こえてきそうですが、
実はとても安全に簡単にコミュニケーションする方法があります。
それが、わたしの行っているブルース・モーエンメソッドのワークショップです。
http://shigotansaku.com/menu/c1999
わたしの場合、1については本である程度知識を得、
そしてこのブルース・モーエンのワークショップに参加して、
「リトリーバル」と言われる手法を繰り返し練習することで、
徐々に恐怖感がなくなって行ったように感じます。
このワークショップのメソッドを使う限りにおいては、
準備のためのプロセスがあり、さらに目を瞑って行うことなので、
自分のすぐそばに幽霊がいるという感覚はほぼありません。
どちらかというと空想に近い感じです。
ですから、恐怖を感じずにほとんどの方が、リトリーバルを行うことができています。
これを繰り返すことはとても大きいと思います。
4.「幽霊はただの死んでいる人」だということをしっかりと学習する
先に書いた恐怖の「学習」の修正です。
幽霊 → 恐怖の存在 から
幽霊 → ただの死んでいる人 に書き換えられるまで、
何度もコミュニケーションすればいいわけです。
もっと言うと、幽霊も含め死を迎えた人は、
「死んでいる人」というより、「別の世界で生きている人」という感じです。
幽霊さんにも、それぞれに存在する世界があるのですよね。
死後のいろいろなパターンを知ることによって、
なぜ彼らが幽霊になってしまったのか、あるいは幽霊でいることを選んだのか、
それらのいくつかの理由を実際に知ることができるでしょう。
長くなりましたので、続きは次回に

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Re: 母の幽霊なら怖くない
いつもコメントありがとうございます。
そうですよね。
親ならこわくないという方も多いと思います。
以前のわたしでも、おばあちゃん、おじいちゃんなら恐くなかっただろうと思います。
当時、両親は生きておりましたから。
要望くださった方は、夢で出てきた親戚の方も怖かったそうです。
怖いのを我慢してお話したそうです。
だから、親だって幽霊は幽霊と、怖いと感じる人もいるかもですね^^;
そして、ブルース・モーエンのメソッド使えば、会いたい故人とコンタクトできます。
個人セラピーでも、初めてでも上手く会える人もいます。
そういう時代になったのだと、痛感しています。
山下さんも、本気で思えばお母様にも、
あるいは幽霊さんにもきっと会えると思います。