2017.02/11 [Sat]
魂の課題(人生の課題)
親と子の課題についての記事に質問をいただきました。
http://happyspiritualworld.blog119.fc2.com/blog-entry-243.html
「許可されるぎりぎりの状態で課題を持って生まれて来る」とは、
どのようなことでしょうか?あなたは地上世界にいく必要はありませんよ~。
でもそこまで、未練があるなら、いってきなさい。
と神様に言われているような感じでしょうか?
この質問への答えと共に、
人生の課題とはどんなものがあるのかを紐解いてみたいと思います。
まず、入口として。
◆どんなふうに人生の課題は決められるのか?
これについては、以前の記事を参考にしていただけたらと思います。

人生についての設計図は、魂の約束、バースプログラム、人生の青写真など
いろいろな呼び方がありますが、その中に当然「人生の課題」が含まれます。
そして、この「人生の課題」の中で「今世の目的」とも言える主要なものは、
自分で気付く必要があることが多いのです。
わたしも、カウンセリング&セラピーやコンサルティングにて、
ハイアーセルフガイドに聞いてもらうのですが、ほとんどのガイドが
ヒント程度ではっきりと答えてはくれません。
それは、自分で発見してこそ意味があるからなのでしょう。
それでは、個々のケースについて見て行きましょう。
実際には、幾つかのケースが重複することも多々あるので、
そう思いながら読み進めてくださいね。
1)特に必要はないが、本人のたっての希望で生まれてくる場合
このようなケースが質問者の方が書いてくださったものに当たるでしょう。
「許可されるぎりぎりの状態で課題を持たない」場合です。
つまり、取り立てて大きな課題がないということです。
しかしこのような場合も、本人の希望や周りへの貢献のために、
後からいくつかの課題が付加されることも多々あります。
それらは、一生を通じて果たす課題ではないので、
ある意味次々現れてくる感じがするかもしれません。
そのような付加される課題がない場合、
本人の決めて来たことが果たされると、若くして旅立つことも考えられます。
それを周りへの学びの材料として使うケースも時々見られます。
一般的につい私たちが思うように、
短い命は良くないことだとは限らないと覚えておきましょう。
2)バカンス的に生まれる一生
1のケースと少し似ていますが、これはご褒美的な生も含まれます。
だからと言って、何もないただ楽なだけの人生ということではないはずです。
旅もそうですが、乗り物からただ眺めるだけでなく、
たいへんな思いをして登ったり、実際に体験し実感を味わうのが醍醐味ですよね。
でも、たいへんな思いをすることが目的ではないので、
サポートがいつもついているような感じです。
バカンスにも、何かしらの課題はあります。
でもそれは、楽しむことや体験してみること、
あるいは他の人を観察してみるということが主流で、
一生をかけて大きなことを成し遂げるという人生にはなりません。
比較的楽な課題と言えるでしょう。
3)個人レベルの基本的学び
最も一般的で多いパターンで、いろいろなケースに付加されています。
これらを学ぶことで、魂の成長が促されます。
ひとつのエネルギー体として成長するときに
これだけはという必須科目の学びというものがあるでしょう。
例えば、愛、命、自然。
さらに人間としての喜怒哀楽、真善美など。
それらについての最小限の学びは輪廻のどこかで学ぶ必要があります。
何回も輪廻を重ねた古い魂は、基本的な学びはほぼ終わっているので、
さらに深いレベルでの学びが課題となります。
4)滞っているエネルギーを解放する目的
人類は人間関係を基盤として学ぶことが、
現在の人間界の基本的学びのシステムとなっていますが、
何回も生を重ねるうちに、いろいろなしがらみを作ってしまいます。
それが一般的にカルマと呼ばれているものです。
(良い意味でのカルマもあります)
また、人間として持ってしまった信念、執着、後悔、怨みなどが、
自分のエネルギーの一部を滞らせたり、
囚われの領域に入り込む要因となります。
それらのエネルギーを解放し、自分のエネルギーとして取り戻すことは、
ハイアーセルフにとっても重要なことで、
それらの回収のために、生まれてる際にそのいくつかを持ってきます。
カルマにしても、囚われた一部のエネルギーにしても、
それが作られた地球での解放が一番好ましいのだろうと思います。
そういう意味で、私たちがこの世に生まれるひとつの目的は、
囚われたエネルギーの解放や回収でもあるわけです。
それをブルース・モーエンメソッドでは、「リトリーバル」と呼んでいます。
参照: カテゴリー「リトリーバル」
つまり、「リトリーバル」も、課題のひとつと言えるでしょう。
5)チャレンジャーの魂たち
これが質問の「許可されるぎりぎりの状態で課題を持って生まれて来る」に
該当するケースです。
つまり、「許可されるぎりぎりの状態で重い課題を持って生まれて来る」ということ。
「そんなにたくさんの(あるいは難しい)課題は、無理だろう。止めておけ」
「いや、わたしならできる。きっと果たしてみせる!」
そんなやり取りを交わした上で、意を決してこの世に入ってきた魂たちです。
彼らは概してそれなりの経験を積んだ魂たちです。
また、難しい課題に挑戦することで、一気に魂の成長を得ようとするものもいます。
そのために、成功確率の低い難しい課題を設定して来たり、
敢えて過酷な環境を選んで生まれたりします。
もし自分はそうかもと思う方は、下記の記事を参考にしてくださいね。
苦しみを選ぶ「勇敢な魂」
辛い人生を選んで生まれることはあるの?
6)人間の卒業試験
人の過去世を見ていくと
同じ課題をいくつもの過去世で取り組んでいることがよくあります。
わたしも自分の過去世でそれを発見したときは、ダメだなって思いましたが、
どうもそれが一般的なことのようです。
ひとつの課題をいろいろな手法で取り組みその成果を体験する。
これが必要なようです。たくさんのデータを集めているとも言えます。
例えば、「裏切りとはどういうことかを知り尽くす」というのが課題であれば、
裏切られたり、裏切ったり、その様々なパターンを体験してみます。
そして、裏切りのスペシャリストになります。
得られるほぼすべての情報を得終わった魂は、ハイアーセルフの永住者になります。
それが「人間の卒業」です。
ですから、例えば裏切りのスペシャリストのように、
決して一般的に言われる聖人君子が人間の卒業者とは限らないと
わたしは捉えています。
そして、この卒業には「卒業試験」のようなものがあります。
上の5のケースのように、過酷な状態を選んできたり、大きな使命を持ってきたりします。
その中には、もちろん著名人になり多大な影響を与える人もいますが、
無名なまま終わる場合もあるでしょう。
彼らもまた、生まれたときはすべてを忘れていますから、
自分の使命や卒業課題を思い出すために、苦しみから始める魂も多いようです。
あるいは、人間界の誘惑に負けて、階段を踏み外す魂もいます。
そして、ひとつの成果を得られても、卒業試験は死を迎えるその時まで続きます。
結構ハードルが高いもののようです。
7)地球人を体験するために来た宇宙的魂
現在、アースチェンジを迎えて、
地球のエネルギーを体感しに来ている宇宙意識の強い存在たちも、多いようです。
彼らは、地球の転生の回数が少ないのが特徴です。
宇宙の中でも、地球はかなり特殊な星と言われています。
その星が次元上昇するこの時は、かなり注目らしいのです。
ギャザリングと言われる宇宙の3次元の外側の次元に、
地球を取り巻くようにたくさんのUFOがいます。
それが時々物質化して、目撃されています。
そして、観察だけでなく、人類の中に入って直に体験するものも、
最近はかなり増えています。
彼らにとっては情報収集であり、私たち人類にとっては、新しい刺激になります。
ですから、彼らの課題は、情報収集と人類に刺激を与えること。
新しいエネルギーを人類に注ぎ込むことです。
とは言え、人間としてそのことを忘れて生まれてくることが多いので、
地球の意識に馴染めずに、悩む人も多いようです。
そういう方が、わたしのところにもたくさん来ます。
あなたがちょっと変わっていると自他ともに認めるレベルなら、
このタイプの可能性があります。
8)アースチェンジをサポートするために降りて来た宇宙的魂
使命とも言える課題を持って、地球に入って来た存在たちです。
彼らの多くは7とは違い、地球での豊富な転生を持ちます。
何度も転生するうちに、自分の使命を忘れてしまったけれど、
今アースチェンジに向かって、使命を思い出すものが増えています。
彼らは、直接的に意識の変革を促すような使命を持ちます。
あるいは、政治家や著名人になり、人々に大きな影響を与えます。
それが果たせれば、久し振りの母星へともどっていくものも多いでしょう。
あるいは、さらに新しい星へと渡り、経験を積むのかもしれません。
★使命と課題
課題の中には、使命と言われるものがあり、その区別は厳密にはできなでしょう。
課題と使命が繋がっていることも多々あるはずです。
ですから、そこにこだわるよりも、今自分にある課題に取り組むことがベストです。
随分、長い解説になってしまいましたね。
最後までお読みいただきありがとうございます

今日も、ご訪問ありがとうございます




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