2017.03/12 [Sun]
感じる映画「君の名は。」スピリチュアルからの考察 5
※ネタバレありですから、まずは1回映画を観てからお読みください。
ちっとも記事が書けずにいる間に、かなりの日にちが経ってしまったのですが、
未だ週間映画ランキング10位以内に入っているという素晴らしい検討ぶりです。
公開から28週連続で10位以内にランクインし、累計興収は245億円を突破。
国内歴代興収3位の「アナと雪の女王」(興収254.8億円)にあと約9億円と迫っているそうです。

さて、前の記事を読んでない人は、ぜひ最初からお読みください。
感じる映画「君の名は。」スピリチュアルからの考察 1
感じる映画「君の名は。」スピリチュアルからの考察 2
感じる映画「君の名は。」スピリチュアルからの考察 3
感じる映画「君の名は。」スピリチュアルからの考察 4
今回は、映画のプロデューサーと楽曲に注目してみます。
<考察その6>
映画のヒットの裏には、プロデューサーの影響が大きい
この映画の製作に大きな影響力を与えたのが、映画プロデューサー川村元気氏。
彼は、『電車男』 『告白』 『悪人』 『モテキ』などのヒット作を手がけてきた東宝のプロデューサーです。
小説「世界から猫が消えたなら」 がヒットしたので、
それで知っている人も多いと思います。
実はわたし、デザイン関係の仕事をしている彼の父親とちょっとした知り合いだったのです。
小さい頃から息子には、自然との触れ合いを重視し、テレビのない生活をさせるなど
芸術的英才教育を施していることを知っておりました。
父の思惑通りなのかどうかは別にして、そんな教育が功を奏して、
今の元気くんがあるだろうと思います。
そして、新海監督×川村プロデューサーのコンビは、確かこれが初めてのはず。
明らかに川村氏が加わることで、このヒットを得らえたと言えるでしょう。
映画の企画会議の中で、監督は川村氏の言葉に怒りを覚えたと言います。
たぶんそれは、新海監督だけでなく、関わったほどんどの監督に言えるのでしょう。
彼は、メジャーな作品を生み出すノウハウを持っていますから。
彼の影響を感じる部分として、ラストシーンがあります。
たぶん、新海監督の最初のシナリオでは、再会のシーンはなかったと思います。
それを入れるように言ったのは、川村氏に違いないと、勝手に確信しています(笑)
さて、スピリチュアル的考察として書かせてもらえば、
この二人の出逢いは、非物質的に仕組まれたことだと思うのです。
この作品を世界に発信するために。
見えない力を感じてしまうわたしです。
その証拠が、新海監督が意図した以上の作品に仕上がっているという事実です。
それを成し遂げるには、ある意味、歯に衣を着せぬ物言いができる
川村氏の厳しいダメ出しが必要だったのだろうと思うのです。
<考察その7>
主題歌『前前前世』には、誕生秘話がある
皆さんは、知っているでしょうか?
楽曲担当が「RADWIMPS」になったのは、監督のリクエストからだったと。
さらに、主題歌『前前前世』が創られたことにも、不思議な力が作用しているを。
「小説君の名は。」の解説の中に、その事実を見つけました。
抜粋しますね。
・・・新作は限りなく音楽的であって欲しいと、僕は言った。
(いつだって新海誠の作品は素晴らしい音楽とともにある)
好きなミュージシャンはいるのか?と訊ねた。すると彼はあるバンドの名前を挙げた。
以前から親しくしているそのバンドのフロントマンに、僕は酔った勢いでメールを打った。
「君の前前前世から 僕は君を探し始めたよ」
それから半年後…主題歌『前前前世』のデモが届いた。・・・(中略)
「あまりにも興奮して、どしゃぶりの雨のなか、ずぶ濡れになりながら聴いています」
新海誠からのLINEに、なぜだか涙が零れそうになった。
出会いが溢れたこの世界で、運命の人と出会うのは難しい。
たとえ出会ったとしても、それが運命の人だと誰が証明してくれるのだろうか。
すれちがうふたりの物語を、どこまでも大きな世界で描く。新海誠と野田洋次郎。
ふたりは運命に導かれるように出会い、奇跡的なコラボレーションが生まれた。
新海誠と野田洋次郎、そしてその間に川村元気が入ったからできたのが、
主題歌『前前前世』だったのです。
そんことを思いながら、ぜひもう一度聴いてみてください。
主題歌『前前前世』
<考察その8>
曲の中にも、たくさんのスイッチが仕込まれている
主題歌『前前前世』もそうですが、それ以外の挿入歌にもたくさんのスイッチが入っています。
「スイッチ」については、考察2&3をご参照ください。
楽曲担当の「RADWIMPS」にとっては、初めての映画音楽だったそうです。
主題歌だけでなく、挿入歌や各シーンのすべての楽曲を作りました。
それは、想像以上に大変なことだったと、あとで語っています。
その努力と汗の結晶に、不思議なエネルギーが入り込んでいるのです。
CD「君の名は。」

「なんでもないや」、そしてこの曲にも、スイッチが入っています。
「スパークル」
個人的には、彼らの楽曲の「棒人間」が好きです。
この歌の「他人の肉体に入っているような感覚」は、
肉体に入っていることに馴染めずにいる者たちが抱える感覚なのです。
わたしのところに相談に来る人にも、そういう人がいます。
誤解を恐れず言えば、アスペルガーや統合失調症の一部の方たちは、
人間というものに慣れていないがために困難な状態を引き起こしているのです。
そういう方は、わたしの所に来て話を聞き、とても落ち着かれます。

心理カウンセリングとスピリチュアル瞑想を組み合わせ、
スピリチュアルな叡智を基に、問題解決のお手伝いをします。
映画の情報は、「君の名は。」公式サイト より。
今日も、ご訪問ありがとうございます






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