2018.03/05 [Mon]
想像力を知覚の手段として使う
ブルース・モーエンメソッドの大きな特徴のひとつに、
「想像力を知覚の手段として使う」という手法があります。
2009年にブルース・モーエンメソッドのトレーナーになって、約10年になります。
参加者は、300人を超しましたが、ほとんどの方が体験できているのは、
「想像力を知覚の手段として使う」からとも言えます。
こんなわたしも、初めて非物質体験に挑戦したときは、
実はまったく体験できなかったのです。
それは、ヘミシンクのワークショップだったのですが、
参加者20数名の中で、体験がなかったのはわたし一人。
そのわたしが、今こうして
ブルース・モーエンメソッドのトレーナーになっているのですから、面白いですね。
体験できなかったひとつの理由が、
想像してはいけないと思い込んでいたから。
トレーナーには、想像してはダメだとは言われなかったのですが、
想像してもいいとも言われなかったので、ただ始まるのを待っていました。
体験は向こうからやってくるものだと思っていたのです。
頭の中に浮かんでくる雑念を消すことと、待つこと以外に何も起きなかったのです。
でも、ブルース・モーエンメソッドでは、
想像力(イマジネーション)を呼び水として使っていきます。
まず、想像することから積極的に体験をリードしていきます。
もちろん想像から始めるので、かなり想像の占める割合は高いと思えますが、
気にせずどんどん想像しながら、体験を膨らませていきます。
妄想派のわたしには、これがとっても合っていたようです。
始めてワークショップに参加したとき、ブルースに
「想像力を呼び水として使っていきます」
と言われた時の喜びは、今も忘れられません。
これなら、体験できるかもしれない!
強くそう思いました。
そして、水を得た魚のごとく、最初からバリバリに体験することができました。
今は多くの体験と多くの参加者さんのシェからも、はっきりと確信しています。
自分が100%想像したと思った体験の中にも、
たくさんのリアルが入り込んでいることを。
まるで、リアルと想像が織物のタペストリーの糸のように絡み合い、
ひとつの物語を作って行くのです。
そのタペストリーは、もちろん100%リアルな物語ではありませんが、
その時のその人に必要なことは、ちゃんと織り込まれていて、
それほど重要ではない部分は、ぼんやりしていたり空想的だったりします。
でもそのことは、その物語の中身をしっかりと検証し精査した者だけに
与えられる、後から来るプレゼントかもしれません。
体験の直後は、
「信頼に値しないファンタジーだと感じることもしばしば」なのですが、
自分の体験を想像も含めて「信頼すること」が、
知覚の向上と意識の進化に大きく貢献してくれます。
そして、さらに10年の経験と探求からわかったことがあります。
「想像力は、非物質世界の知覚能力のひとつである」
さらに
「想像力は、私たちの現実を創造する手段のひとつでもある」
良くも悪くも、私たちが頭の中で思い描いいていることは、
かなりの確率で現実化しているのです。
例えば今、自分が望まない現実の中にいる人は、
ご自身で意識していないところで、来て欲しくない未来を想像したのではないでしょうか。
だから、わたしは想像するなら、できるだけポジティブなことを思い浮かべるように
日々努力しています。
そんなまだあまり知られていない「想像力の秘密」について、
スピリチュアルTVでお話しているので、良かったら聞いてみてくださいね。
今日も、ご訪問ありがとうございます






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