2013.12/14 [Sat]
あなたは、何者?
ちょっと心理学のお話です。
心理学者エリク・H・エリクソンの提唱した
「人間成長の8つの発達段階と発達課題」というのがあります。
第一段階 乳児期 信頼 対 不信
第二段階 幼児前期 自律性 対 恥・疑惑
第三段階 幼児後期 積極性 対 罪悪感
第四段階 児童期 勤勉性 対 劣等感
第五段階 青年期 同一性 対 同一性拡散
第六段階 初期成年期 親密感 対 孤独感
第七段階 成年期 生殖性 対 自己吸収
第八段階 成熟期 自我統合感 対 嫌悪・絶望
(Wikipediaより転記)
この表にあるように、人間の成長過程と段階的に分析しています。
この中の「~ 対 ~」の部分は、「肯定的側面 対 否定的側面」です。
この中の第五段階は、
自我同一性、つまり自分のアイデンティティを確立していく段階です。
言い換えれば、「自分とは、何者か?」ということを見つけていく時期です。
「あなたは、何者ですか?」
と問われたら、あなたはなんと答えますか?
心理学上での答えは、
自分と周りとの関わりから、自分にはどんな居場所や役割があり、
周りに対してどんな貢献を果たせているかを答えるのが正解です。
たとえば、
日本人、女、~の娘、~の妻、2児の母、~出身東京都在住、○○才、
カウンセラー、ワークショップの講師などなど。
それを把握することで、自分のアイデンティティを確立していきます。
それが上手くいくと自尊心が芽生え、
価値観や人生観、社会観へと発展していきます。
これらは、年代によってもちろん変化して行きますが、
皆さんも、その基礎となる思春期を経て今に至っているはずです。
さて、ここからがスピリチュアルな話になりますが、
「あなたは、何者ですか?」と問われた場合、
スピリチュアルな気付きからの答えにはひとつの正解があります。
それは・・・
知っている人もいますよね。
「わたしは、何者でもない」 これが正解です。
向こうの世界では、真の意味でアイデンティティは必要ない。
存在しないとも言えます。
つまり、自我のない世界ですから。
でも、物質世界ではアイデンティティの確立は重要な発達課題です。
つまり、自我同一性を確立する必要があるのです。
そして、発達の最終段階である第八段階で、自我統合感を獲得して行きます。
すべてを受け入れ、すべてを認め、感謝することができる状態
この状態、あるいはその先に、
「わたしは、何者でもない」と感じる状態があるのだと思うのです。
人間の意識の発達段階は、融合から分離、
そしてその上でさらに融合して行くという宇宙意識の大きなサイクルと
符合しているのかもしれません。
26,000年のユニティ(統合)とセパレーション(分離)の意識のサイクルを
人の一生の中に刻み込んでいる。
なんだか神秘ロマンの世界ですね。
今日も、ご訪問ありがとうございます
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心理学者エリク・H・エリクソンの提唱した
「人間成長の8つの発達段階と発達課題」というのがあります。
第一段階 乳児期 信頼 対 不信
第二段階 幼児前期 自律性 対 恥・疑惑
第三段階 幼児後期 積極性 対 罪悪感
第四段階 児童期 勤勉性 対 劣等感
第五段階 青年期 同一性 対 同一性拡散
第六段階 初期成年期 親密感 対 孤独感
第七段階 成年期 生殖性 対 自己吸収
第八段階 成熟期 自我統合感 対 嫌悪・絶望
(Wikipediaより転記)
この表にあるように、人間の成長過程と段階的に分析しています。
この中の「~ 対 ~」の部分は、「肯定的側面 対 否定的側面」です。
この中の第五段階は、
自我同一性、つまり自分のアイデンティティを確立していく段階です。
言い換えれば、「自分とは、何者か?」ということを見つけていく時期です。
「あなたは、何者ですか?」
と問われたら、あなたはなんと答えますか?
心理学上での答えは、
自分と周りとの関わりから、自分にはどんな居場所や役割があり、
周りに対してどんな貢献を果たせているかを答えるのが正解です。
たとえば、
日本人、女、~の娘、~の妻、2児の母、~出身東京都在住、○○才、
カウンセラー、ワークショップの講師などなど。
それを把握することで、自分のアイデンティティを確立していきます。
それが上手くいくと自尊心が芽生え、
価値観や人生観、社会観へと発展していきます。
これらは、年代によってもちろん変化して行きますが、
皆さんも、その基礎となる思春期を経て今に至っているはずです。
さて、ここからがスピリチュアルな話になりますが、
「あなたは、何者ですか?」と問われた場合、
スピリチュアルな気付きからの答えにはひとつの正解があります。
それは・・・
知っている人もいますよね。
「わたしは、何者でもない」 これが正解です。
向こうの世界では、真の意味でアイデンティティは必要ない。
存在しないとも言えます。
つまり、自我のない世界ですから。
でも、物質世界ではアイデンティティの確立は重要な発達課題です。
つまり、自我同一性を確立する必要があるのです。
そして、発達の最終段階である第八段階で、自我統合感を獲得して行きます。
すべてを受け入れ、すべてを認め、感謝することができる状態
この状態、あるいはその先に、
「わたしは、何者でもない」と感じる状態があるのだと思うのです。
人間の意識の発達段階は、融合から分離、
そしてその上でさらに融合して行くという宇宙意識の大きなサイクルと
符合しているのかもしれません。
26,000年のユニティ(統合)とセパレーション(分離)の意識のサイクルを
人の一生の中に刻み込んでいる。
なんだか神秘ロマンの世界ですね。
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