怪しいスピリチュアル ２ ～具合の悪くなるヒーリング？～

前回の続きです
さらに、その後のメールでこんな報告が

除霊もできるというわりには、「犯人探しはしません」と言い、
生き霊の詳しい人物については性別しか教えてくれませんでした。
おかげでモヤモヤして職場の同僚を疑ってしまったり…

３回まで無料ヒーリングをやってくれるとのことで、すぐやってくれたのですが、その日だけ軽い頭痛や肩こりがしたり、妙にだるくて眠くて、珍しく電気つけたまま化粧も落とさずに朝まで寝てしまいました。
何か変な波動でも送られたんでしょうかね？


何やら怖いですね。
つまりは、まったくのデマではないということです。
何かしらの能力があり、怪しいエネルギーを発っしているわけです。
こんな人にヒーリングしてもらったら、
この相談者のように、かえって状態が悪くなるのが関の山です。

実は、ヒーリングは誰でもできます。
よく言う言葉、「手当て」 というのが、実はヒーリングです。

ただヒーリングも、
その人を治してあげよう、あげたいと思いながら行うと、
その人のエゴから発したエネルギーが付加されます。

母なら、子を想う愛がそこに宿るわけです。
それは、良くないこととは言えないでしょう。

でも、お金儲けを目的にしているなら
金ズルになれ～というエネルギーが、
評価されたい人なら
私のファンになれ～というエネルギーが宿ってしまうわけです。

怖いですね～

仕事としてヒーリングをするなら、
ベストな状態は、何も聞かずにヒーリングすることです。
お金をいただく以上、どうにか治してあげたいと思うのは、
どうしても避けられない人としての情でしょう。
でも、それがその人のためにならにことも、実は多いのです。

痛みを苦しみの中に、その人の人生のテーマがある
痛みや苦しみを通じて、その人が学ぶことがある

ヒーラーに、依存している
思考癖や信念から、困った状態を引き起こしている
痛みや苦しみを抱えることで、周りから優しくされたい
これらの場合は、
治してあげても、何度も同じ状態を繰り返します。

なんで、同じことを繰り返してしまうのかに
気付かせてあげることが必要になってきます。

こういう場合は、ヒーリングによって、
その人のエネルギーを高め活性化するだけでよく、
症状を緩和・解消する必要はないでしょう。

ですから、何も聞かずにただエネルギーだけを流す。
このやり方が一番だと思います。
そういうヒーラーさんもいますよ。

あるいは、ヒーリングを受けるときに、
「どこが悪いかを言わなくてもヒーリングしてもらえるか」
聞いてみても良いと思います。
ヒーリングは、基本的にはその人のエネルギー状態を整えることですから。

ヒーリングで、憑依霊を取るなどということは、
わたしに言わせれば言語道断です！

確かに、エネルギー状態が良くなれば、
少しは憑依の影響を受けにくくなるでしょうが、
それと憑依霊がいなくなる、または憑かなくなることとは、
まったく別の話しです。

憑依されないようになるには、
どうしても、自分の信念や波動を変えることが必要です。
それについては、またあとで触れたいと思います。

また、続きます。



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