ブルース・モーエンと富

ここで、ブルース・モーエンの人となりの伺えるエピソードを
ご紹介したいと思います。

ブルース・モーエンは、以前はエンジニアとして充実した生活を送ってました。
モンロー研究所や死後世界との出逢いから、
その職を辞して、人生の航路を大きく変えることになりました。
そして、死後の世界を、そしてそこを探索する方法を教えることが、
今のブルース・モーエンの生きがいなのでしょう。

あるときワークショップで、参加者がこんな質問をしました。
「幸せになるために、大切な人を幸せにするために、
　やはり、現実的にお金が欲しいと思っています。
　何か良い方法はないでしょうか？」

その質問に答え、ブルースは、こんなことを言っていました。
「私は以前、エンジニアをしていて、その仕事は割と上手く行っていて、
　それなりの収入を得ていた。でも今は、その仕事を辞めて、
　死後世界を探索する方法を皆さんに教える活動を中心にしている。
　今の収入は、以前と比べるとずっと少ない。
　しかし、活動から得られる感動や喜びは、以前よりずっと大きい。
　収入は少なく、決して裕福な生活とは言えないけれど、
　私は、以前より今のほうがずっと幸せだよ。
　これで、答えになっているかな？」

そうなんです。
本当にブルースは、欲がない人なんです。
たぶん、昔からそうだったわけではないのだろうと思います。
悟りを開くと、無欲になると言いますが、
ブルースを見ていると、そういうことかなって思います。

富よりも、人を幸せにするものがあり、
ブルースは、それを知っているのでしょう。

私たちトレーナーと話していても、
本当に物質的、金銭的なことより、
「僕が嬉しいのは、リトリーバルがもっともっと広まること」
そういう気持ちが伝わってきます。

ですから、今夏、新しいトレーナーのための
「トレーナー養成コース」 が開催されることは、
彼にとっても、とてもうれしいことなのだろうと思います。

そして、坂本氏との対談本を読み、
ポランティアでゴーストバスターズや困っている人の救済を
行なうために、便利屋の仕事をしていたことを知りました。
探索活動のための時間を作り易いからだそうです。
そして、困った人の要請にいつでも答えたいという思いがあったのでしょう。

胸が熱くなりました！
自分のことより人のこと、
そういうブルースの愛に溢れる心が、そこにあります。

実際に、ブルースのように生きることは、
煩悩多き私たちには、難しいことです。

でも、彼の 「純粋で無条件に近い愛」 に
少しでも近づきたい！
そう思いながら、このブログを書いています。


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