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ブルース・モーエン公認トレーナー大槻優子☆LUCKY YOU☆がお届けする、21世紀のスピリチュアルな世界! 幸せへの近道、ガイドとの繋がり、無条件の愛、叡智と真理、そして…初歩から教える「体験型ワークショップ」 好評開催中です!

本当の親孝行

「親孝行」 と言うと、どんなことをイメージをしますか?

親に心配をかけないこと
親の言うことを守ること
親を喜ばせるようなことをすること
親を悲しませるようなことをしないこと
将来、親の面倒を良くみて楽させること

ざっとあげるとこんなイメージでしょうか?
でもこれって、本当に親孝行なのでしょうか?
よーく考えてみてください。


たとえば、自分は将来やりたい仕事があるけれど、
親には、家業を継いで欲しいと言われているとします。
よくあることですよね。

そのとき、子どもは、親のことも大切に思っていれば、
親の気持ち、家のこと、家業のことなど考えます。
でも、自分の夢見る仕事も捨て難い。
その心の葛藤を口にすることができず、
あるいは、親にぶつけることができず、
考えあぐねた末、自分の夢をあきらめ、
家業を継ぐのが親孝行だろうと、結論を出す。

親も、子どもが家業を継げば、家も安泰、
また子どものためにも余計なお金の苦労をせずに、
安定した収入を得られることは、すばらしい。
不安定な仕事に就くより、子どもにとっても幸せなこと。
また、自分の老後を考えても、それがベターな選択と考える。

そうして、
子どもは、家業を継いではみたものの、
何年か経ち、どうも自分には家業が向いていないことに気が付く。
そして、夢見た職業が頭にチラつく。
『この職業に就いていたら、どんなに生き生きと毎日を過ごせていただろう』
そんな風に思ううち、だんだん好きだったはずの親が、
憎らしくさえ思えてきて、仕事にもミスが目立つ。
「親の七光りで、実力がなくても楽できていいよな」 などと、
陰口をたたくヤツもいる。
だんだん自暴自棄になっていき、親孝行のはずの息子が・・・

ここまででなくとも、似たような思いを抱えている人は、
結構多いのではないでしょうか。

これは、親孝行でしょうか?
親孝行でないなら、
彼の何が間違っていたのでしょうか?


前にお伝えしたように、
親も子育てによって、成長して行きます。
「育児」 は、「育自」 であると。


そうすると、親に全く苦労や心配をかけないことは、
親のためになるのでしょうか?
自分の心を殺して、親に尽くすことは、
本当の親孝行といえるのでしょうか?


確かに、昔は子どもも多く、大人になるまで育てる、
つまり食べさせるだけで、本当に大変なことでした。
ですから、それだけで、充分過ぎる学びがあったのかもしれません。

しかし、今の日本は少し事情が違います。
物質的な豊かさを手に入れ、よほどのことがない限り、
飢え死にすることはない。
子育てに伴う、物質的苦労は随分軽減されました。
そして、そこから学べるはずの親業の価値は減ってしまったわけです。

だから、食べさせて肉体的に大人にするだけでは、
親としての学びを終えたことにならない。
学び足りないから、もう少しこの世で何かを得たいと、長寿に努める。
人生、何か足りない気がするのかもしれません。

また、時代の変化とともに
私たちが親として学ぶ課題の内容も、変化しているのかもしれません。
たとえば、物質的学びのステージから、精神的学びのステージへと。

前述のたとえの親は、そんな親ではないでしょうが、
子どもを本当に愛すると言うことはどんなことかが、
わかっていない。
安泰に人生を終わらせることが、幸せではなく、
それでは、生まれてきた学びを成就することはできない。 

あの世に戻ったときに持ち帰れるのは、経験と感動だけです。

そのことに、もし、本当に気付いていたら、
親も子も双方が、それぞれの経験を阻んではならないと
思えるのではないでしょうか?

経験の芽を摘むことは、
魂の成長を遅らせることにほかならないのですから。


と思うと、子どもの夢をあきらめさせることは、未熟な行為であり、
親のために、夢をあきらめることも、
親孝行とは言えないことに気付いてもらえるはずです。

だから、親に反対されても、自分の気持ちを正直にぶつけ、
その上で、ともにどうすれば良いかを考えるのが、一番です。

もしも、とても分からず屋の親で、まるで聴く耳持たずでも、
妥協はしないほうがいい。
いつか後悔し、親を恨むことになりかねないからです。
それは、最悪なストーリーです。


とは言え、実際はもっと些細だったり、複雑だったりと、
簡単に答えが見つからないかもしれません。

でも、覚えておいて欲しいのは、
物質的、社会的成功を追うのでなく、
心を育てる、深める経験を積むことが大切だということ。


そしてもうひとつ、
親の犠牲になることは、親孝行ではないということです。

意識の時代も、少し変わってきたのかもしれませんね。

親子シリーズ、ここで取り合えず終わりにします。
途中でお休みしたりと、読みにくくてごめんない。
お付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございました




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LUCKY YOU

Author:LUCKY YOU
ブルース・モーエン公認トレーナー
HP http://shigotansaku.com
著書『リトリーバル 過去世の救出』(ハート出版)

“何があってもポジティブにプラス思考に考える”をモットーに日々を過ごしています。
その甲斐あって、毎日小さな幸せを感じています。
その原動力は、スピリチュアルな世界に出逢ったことです。
全ての人、そして全ての存在が繋がっていることを知りました。
そこには『無条件の愛』が満たされていて、至福への入口があります。
そんな風に、わたしはトレーナーになり、本を出版することができました。

身に降りかかる不運と思える出来事こそ、本当は魂を磨くチャンスなのです。思いがけない真実を知るだけで、あなたもきっと人生が変わります。
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