除霊と浄化、そして憑依 その２

また、間が空いてしまってごめんなさい

今日はまず、「憑依現象」 の説明から入りたいと思います。

前回触れたように、「憑依現象」 の中で、
肉体の中にまで入り込んで、支配してしまうような憑依は、少ないと思います。

その場合、話す声やトーン、口調までが、本人と違ってしまったりします。

しかし多くは、霊がそばにいて、いろいろ影響を与えるという段階です。
これは、ほとんどの人が日々気付かずに体験しているのではないかと思います。
非物質の存在の影響なく生きることは、実は無理というより有り得ない　
というのが、率直なわたしの認識です。

皆さんも、実際に非物質な存在たちとコンタクトが取れるようになれば、
そのことを実感していただけると思います。

そして、彼らの中に悪い影響を与えるものがそれほど多くもないことも、
また、私たちに好意的に対してくれる存在たちが多いことにも気付くでしょう。


そんな中で、好ましくない状況で影響を与えるものを
一般的に、「憑依現象」 と呼んでいます。

人間社会に置き換えて説明すると、わかりやすいかなと思います。

電車に乗って、隣に強盗犯や殺人犯が座る確立は非常に低いですよね。
さらに、隣同士なっただけで、彼らがそういう行為を犯している、
あるいは犯そうと思っていることに気付くことも少ないでしょう。
また、彼らの側も人の多い電車の中で、
リスキーな行為をしようとはなかなか思わないでしょう。

つまり、何かあなたの側に引き付けるものがなければ、
隣に座っただけで、関わりを持つことはないのです。

あなたが、じろっと見詰めたとか、難癖付けるようなことをしなければ、
あなたに危害が及ぶ確立は低いですよね。

でも、もしあなたが、彼と似たような思考をしていたら

「何となく同じ匂いがする」 とか、「何か引き付けられる」
というような感覚を覚えるかもしれません。

そこで彼は、「なあ、にいちゃん、なんかおもしろいことないかぃ」 とか
「あんた、これからどこまで行くの？」と、言葉をかけてくるかも知れません。

そして・・・


人間社会でも、そういう感覚は一般的に認知されていますよね。
いわゆる 「カン」 のようなものです。
これが、非物質世界では、もっともっと、顕著です。
たぶん、意識しなくてもすぐわかっちゃうくらいに！

だから、ちょっかい出してくる。

たとえば、自殺の名所には、自殺したけど死に切れない！？魂がたくさんいます。
自殺願望のある人がそこに行けば、同じ意識の波長を読み取って、
「死にたいんだろぅ、一緒に死のうよ！応援するよ！」 と、
肩をポンと押してくれます。

そんな風に、犯罪を犯す人には、そういう応援がある場合もあるでしょう。
でも、全く本人にその要素がなければ、霊だって取り付くひまがないはずです。
つまり、厳しい言い方をすれば、
すべては、本人が招いていることなのです。

これは、何も悪いことばかりでなく、
がんばっている人にも、相応の応援団が付きます。
それらを一般には、憑依とは呼びませんが・・・

そんな風に、本当は、
良くも悪くも、私たちは、見えない存在たちと共に生きているのです。


では、好ましくない霊の影響を受けずにいるにはどうしたら良いのでしょう？
また、影響を受けている気がしたら、どう対処したらよいのでしょう？

次回は、そこのところを、わたしなりに書いてみますね。


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