アセンション ５ ～アセンションに必要なこと～

アセンション をしっかり受け止めるために、あなたに必要なこと。
それは、なんでしょうか？

数々の、アセンションを語る方たちが唱えていること とは、
少し違うと、わたしは聞いています。

それは、
スピリチュアルな知識を持つことでも、
アセンションに関する知識を持つことでも、
ＵＦＯとの接触を図ることでも、
山に入って魂を磨く修行をすることでも、
スピリチュアルな知覚を開くことでも、
超能力を身に付けることでも、
永続可能な自給自足のコミュニティーを創ることでも、
ありません。

一言で言えば、
「霊性を高めること、意識の波動を上げること」 です。
そのために、まず絶対必要なのは、
あなたの心から、
恐怖、矛盾、執着などの無用な信念を無くすことです。
カッコいい言い方をすれば、「意識をクリアに保つこと」 です。

先に挙げたことは、そのための入り口になるとは思いますが、
それが功を奏する場合だけでなく、
逆に、迷宮の入り口になってしまう場合もあります。

知識や能力を持つことで、奢り高ぶり人の上に立ったような気になるもの。
知識だけで、それが実際の行動に伴っていないもの。
目新しい情報に翻弄され、恐怖心を周りに撒き散らしているもの。
自分を高めることに夢中になり過ぎ、
人間の一番の学びである　人との交流を絶ってしまうもの。
望ましい未来の手本になろうと　理想郷を創っても、
その中でまた、争いや葛藤を生み出してしまっているもの。

そういう人をたくさん知っています。
そんな風に、迷宮にはまるくらいなら、
余計な知識・能力は、無い方が近道なのかもしれません。

ゲリー・ボーネル対談集 「５次元世界はこうなる」 に、
アセンション的覚醒者には、
ルーズソックス（ちょっと古いですが）はいてるような子もありと
書いてありましたが、とっても納得です。
何でもありの柔軟さは、恐怖も矛盾も執着もないから、葛藤を抱くことなく、
新しい現実をすんなり受け入れ、楽しんでしまえるのでしょう。
「やってごらん。大丈夫だよ！」 と、人々のガイド的存在になってしまう。
そして、威張ることもない彼らは、良きリーダーの素質もあります。

ただ、彼らは、アセンションに乗っかり、そしてその後のリーダーにはなれてても
アセンションを導くためのリーダーではないでしょう。

あなたがもし、アセンション・リーダーとしての使命を感じているのなら、
また、順当にアセンションすることを望むのであれば、
最終的に、心に恐怖や矛盾、執着を抱えたままでは、
アセンションをしっかり把握し、体験することはできないし、
さらに、周りを助け、導くことはできません。

恐怖や矛盾が、そのまま現実になった時、心に大きな葛藤を創り出します。
それは、耐え難い苦痛をもたらします。
苦痛に耐え、戦ううちに疲れ果て、何が何やらわからなくなってしまうでしょう。

その様子は、以前ご紹介した
ゲリー・ボーネル 「新・光の12日間」 （徳間書店　５次元文庫）
「オスカー・マゴッチの宇宙船操縦記」 （明窓出版）
に書かれています。

具体的対象物のない、想像上の恐怖は限界なく拡がることができます。
その恐ろしさを１年ほど前に、ガイドたちの導きで体験しました。
わたしの過去世が大きく膨らませてしまった　想像上の恐怖の中に
引きずり込まれてしまったのです。
息をする度迫り来る悲しみと恐怖の中で、わたしは成す術も無く、
友人にリトリーバルをしてもらって、やっと脱することができました。
ガイドは、他にも方法はあるよと言っていたのですが、
情けないことに、ブルースに習った愛のエネルギーを投射する方法も、
それは無いと見る方法も、苦しみの中で想い付くことさえできませんでした。

わかっているつもりでも、いざとなればそんなものなのでしょう。

だから、想像が現実となって現われる前に、
恐怖、矛盾、執着などの無用な信念を無くすことです。
しかし、そのためにそれらを無くすことに意識を集中すると、
かえって強化されてしまうのです。
これが、「引き寄せの法則」 です。
無くそうと努力するのでなく、ポジティブなものに変える意識が必要です。

その具体的な方法とは？
次回をお楽しみに　



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